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2022.01.10 税務ニュース
今年も個人の確定申告の時期が近づいてまいりました。税制もコロナウイルスの影響が色濃く、とりわけ申告納税手続の簡素化に重きを置いた改正がなされています。今回は、令和3年度確定申告(申告期限令和4年3月15日)についての改正点や申告時におけるポイントを解説していきます。 「申告期限に注意」原則は3月15日が申告期限です まず、ご注意いただきたいのは確定申告の申告期限です。ここ2年はコロナウイルスの影響で申告期限及び納付期限が通常の3月15日から大幅に延長されておりました。しかしながら、現在においては通常通りの令和4年3月15日(火)を予定しておりますのでご注意ください。 申告納税手続きの利便性を高める改正 コロナウイルスの影響で税務手続の利便性を高める改正点が多くなっております ①押印義務が廃止されました 個人の確定申告も「脱ハンコ」ということで、確定申告書を紙で提出する場合の押印が今年度から不要となりました。仮に間違って押してしまっても問題ありません!そのまま提出してください。少しずつ普及しているマイナンバーカードとICカードリーダーライターを使えば、税務署に行く必要...
2021.12.23 税務ニュース
「確定申告はまだまだ先」。12月、そう考える個人事業主は少なくありません。ですが、年明けから着手すると後が大変です。今回、年内にやっておきたい確定申告の準備についてお伝えします。 「確定申告は年明けから」がNGな理由 確定申告は年内に準備をしておくのが大事です。なぜでしょうか。次の2つの理由があるからです。 確定申告期間は1か月しかない 「年明けからでいい」と考えていても、実際の着手はもっと遅くなりがちです。1月は何かと忙しいため、締め切りが迫っていない確定申告は後回しになります。結果、2月に入ってから始めるパターンになります。 一方、申告できる期間は2月16日から3月15日までの1か月間です。2020年と2021年は4月15日が申告期限でしたが、これは「コロナ禍でやむを得ず」の措置でした。2022年は、原則通り3月15日が期限になると見られます。 たった1、2か月で所得を計算し、申告書をまとめるのは大変です。その間も日常業務はあります。短期間で申告作業を行うのは、かなり負担が大きいのです。 期限間際はトラブルが生じやすい 「取引が少ないから2月になってから...
2021.10.15 税務ニュース
電車に乗ると、乗車しているほとんどの人が行っている“あること”に気付きます。90%以上の人がスマートフォンの画面を眺めているのです。メール、インターネット、SNS、動画、電子書籍などそれぞれが自分の好きなことをしています。いわゆる携帯電話としての通話機能を使うことはあまりありません。 実は、税金の世界でもスマートフォンの利用は進んでいます。なかでも、個人の確定申告についてはスマートフォンの利用が拡大しています。スマホ申告というとハードルが高いように感じますが、手続き自体はかなり簡便化されており、ぜひ利用してほしい手続きです。まずは、スマホ申告を行うためのふたつの方法について説明していきます。個人所得税の確定申告は、どちらでも申告することはできますが、最初にどちらで申告するかを決めなければなりません。申告方法によって手順が若干異なりますので注意が必要です。 スマホ申告を行うためのふたつの方法 マイナンバーカード方式 マイナンバーカードを利用してe-Taxを行う方法です。 この方法はマイナンバーカードに収納されている個人情報を申告書データに添付することによって、個人を特定できる...