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2022.09.09 IT・ガジェット情報
データは取得して終わらせず活用することで業務効率を改善できる これからの企業のDXにはIoTやAIの力を活用する必要があり、クラウドはもちろん今後普及するエッジコンピューティングの利用も視野に入れておく必要がある、なんて言われても明確なビジョンを想像できるのはITリテラシーのあるごく一部の人だけでしょう。そもそも、それぞれの言葉はとても幅広い概念です。明確な定義があるわけではないので、なおさら理解が難しくなります。 まずはカジュアルな事例を元に、具体的な活用方法を知ることで、DX、IoT、AI、クラウド、エッジといった概念の理解を深めることができます。そこで今回はアステリアが開発、提供しているAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」を飲食店で活用したケースを紹介します。 アステリアが提供する「Gravio」 ニーズに合わせたセンサーやスイッチ類、LEDモニターまで 「Gravio」はセンサーやスイッチなどのIoTデバイスとエッジコンピューターである「Gravio Hub」、そして設定・管理アプリの「Gravio Studio」から構成されています。ハード...
2022.09.07 税務ニュース
クリエイターが自分の作品を販売する方法はさまざまです。 本コラムでは、クリエイターにとって馴染み深い「委託販売」を取り上げ、インボイス発行方法の特例について、やさしく解説します。 特に「クリエイターの匿名性を守る」という面から、「媒介者交付特例」の活用可能性を考えてみましょう。 多様化するクリエイター作品の販売方法 クリエイターにとって作品の販売方法はさまざま クリエイターが自分の作品を販売する「方法・場所」はさまざまです。 ハンドメイド作品やアート・イラスト作品の場合、例えば、イベント販売、インターネット販売、委託販売などの販売方法があります。 委託販売のしくみ このうち「委託販売」とは、「業務を委託する事業者が媒介又は取次ぎに係る業務を行う者を介して行う課税資産の譲渡等」をいいます。つまり、クリエイターの作品の販売を代行してもらうことです。 販売を依頼する側(この場合はクリエイター)を「委託者」、販売を代行する側(この場合は販売代行業者)を「受託者」といいます。 委託販売のビジネスのしくみを利用すれば、委託者側では商品の所有権を保有したまま商品の販売を委託することが...
2022.09.02 みんなの経営応援通信編集部
インボイスのニュースが話題になる中で、新しい販売ソフトをお探しの方も多いのではないでしょうか? 販売管理ソフトは企業の業態や規模によって必要とされる機能も様々で、価格帯も幅が広いため、迷ってしまわれる方も多いのではないかと存じます。今回は、東京・九段に店舗を持ち、埼玉県吉川市に工場を構える株式会社増辰海苔店の専務取締役・増田貴彦様に、「販売王」の導入経緯や使用方法についてお伺いいたしました。 本物の美味しい海苔を提供する老舗の強み 「増辰海苔店」の歴史は100年以上! 株式会社増辰海苔店の創業は1914年(大正3年)で、既に創業100年を数えています。私の祖父が東京・九段に店舗を構えたのが始まりで、現在は私の兄が3代目社長を受け継いでいます。工場を埼玉県吉川市に移したのは1991年(平成3年)で、今の工場は2012年(平成24年)に建設しました。工場傍に直売所を開設するなど、時代の流れと共に変わりながら、様々なお客様にご愛顧いただいております。 卸売から小売への変化を 当初は海苔の2次問屋さんや米菓業者さんへの卸売業が中心でしたが、今から約30年前に九段本社ビル1階に新店舗を開設し...
2022.08.26 見逃し配信
今回はYouTubeで大人気の税理士のうば としこ先生をお招きし、インボイス制度をテーマにお話いただきました。インボイス制度や消費税の仕組み、導入に向けて準備しておくことなどを詳しく解説していただきました。「開始前、開始後のチェックリスト」も公開!セミナー中には適格請求書発行事業者になるための登録申請書が簡単にできる「みんなのインボイス」というサービスについてもご紹介しています。ぜひご覧ください。 ■8/23(火)どうなるインボイス!適格請求書発行事業者になるためには 放送日:2022年8月23日(火)16:00~ 講師:伯母敏子税理士事務所 代表・税理士 伯母 敏子(うば としこ)先生 視聴はこちらから。 ・セミナーテキストはこちら(PDFダウンロード) セミナー内容 ■消費税の納税の仕組み ■インボイス制度の概要 ■事業者登録番号 ■適格請求書等の要件 ■インボイスへの準備のポイント ■開始前、開始後のやることチェックリスト 過去の番組 60以上の番組を見逃し配信!録画も無料でご覧いただけます。 https://revision.sorimachi.biz/oue...
2022.08.24 税務ニュース
1.はじめに~インボイス制度の概要~ 2023年(令和5年)10月1日から始まる適格請求書等保存方式、通称インボイス制度。 インボイスを発行するためには、税務署長の登録を受けた「適格請求書発行事業者」になる必要があります。そして、適格請求書発行事業者の登録は消費税の課税事業者しかできません。つまり、インボイスを発行するためには次の2つの条件を満たす必要があります。 ①消費税の課税事業者であること ②税務署長に「適格請求書発行事業者の登録申請書」を提出すること 2.登録申請の流れ 登録申請の流れを簡単に説明すると①から④のような流れになります。 ①登録申請書を提出(電子申告又は郵送) ②税務署による審査 ③税務署側で登録と登録簿への登載 ④税務署から申請者へ通知…この通知に登録番号などが記載されています。 ※1出典:国税庁「消費税の仕入税額控除の方式としてインボイス制度が開始されます」 3.「適格請求書発行事業者」に登録されているか確認する方法 実は、「適格請求書発行事業者の登録申請書」を提出し、適格請求書発行事業者として登録された事業者の登録情報...
2022.08.15 税務ニュース
事業経営者には、ある程度共通している「やりたくないこと」と「やりたいこと」があります。例えば、次のような「やりたくないこと」は、多くの方が納得するのではないでしょうか。 お金を払いたくない お金の記録をつけたくない 会計ソフトの入力をしたくない やりたくない理由はシンプルです。これら経理や会計と呼ばれる作業が、事業の目的である「やりたいこと」に対して直接的に貢献しないように思える活動だからです。 逆に経営者が「やりたいこと」も見てみましょう。 お客さんが喜ぶ 社員が喜ぶ 儲かる これは分かりやすいと思います。事業者によってその理念は多様ですが、概ねこのようなものであると思います。今回は、これらの「やりたいこと」を実現し、「やりたくないこと」を回避するためにクレジットカードが有効だ、ということを説明していきます。 1. お金を払いたくない お金を払うことを支出と言います。クレジットカードを使うと、支出を減らすことができます。現金を使った取引と比較してみましょう。当然ですが、現金で商品を買うと、その場で商品を受け取り、同時に...
2022.07.31 農家おすすめ情報
消費税インボイス記載方法を徹底解説! 今回は具体的なインボイス(適格請求書)応用版記載例をわかりやすく解説する。まず、その前に前回の記事インボイスの考え方及び農協特例・卸売市場特例・直売所をご覧いただき復習をお勧めする。 インボイス番号を取得した事業者は、次にインボイス記載方法及びルールを理解することだ。詳細は本稿をぜひ参考にしていただきたい。記事の記載にあたり国税庁の公表資料をもとに事業者の方にわかりやすく説明している部分は、著者の個人的な見解も含むことをあらかじめお断りする。 もう一度、記載事項をおさらいしてみよう! ① 適格請求書発行事業者の氏名又は名称及び登録番号 ② 取引年月日 ③ 取引内容(軽減税率の対象品目である旨) ④ 税率ごとに区分して合計した対価の額(税抜き又は税込み)及び適用税率 ⑤ 税率ごとに区分した消費税額等 ⑥ 書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称 インボイスには①から⑥の記載が必要となる。 今回は、上記番号⑤の端数処理の取扱い、①の取引先コードによる記載方法、①~⑥に影響する複数書類の対応や修正が生じた場合の...
2022.07.27 IT・ガジェット情報
いつも使っているAndroidスマートフォン、使いこなせているでしょうか? 誰でも何となく使えるようになっていますが、機能が多すぎて基本的な操作しかしていない、という人も多いのではないでしょうか。AndroidはiOSよりも柔軟で豊富な機能を備えています。今回は、標準機能を使って、仕事に役立つテクニックを10個紹介します。 Androidは端末やバージョンによって操作画面が異なることがあります。今回の画面撮りには、Android 12を搭載する「Pixel 6」(Google)を使っています。 Apple iOS「意外と知らない!? 仕事に効くiPhone標準機能の使いこなし技」も是非ご覧ください。 来客にオフィスのWi-FiパスワードをQRコードで共有する 打ち合せなどで来客した人が会議室でWi-Fiにアクセスしたくなった場合、暗号化キーを口頭で伝えるのは避けたいところです。複雑な文字列であれば面倒ですし、入力ミスが発生してしまいます。簡単な文字列だとセキュリティに無頓着な会社だと思われてしまいます。 そこでお勧めなのがQRコードでの共有です。設定画面から接続しているW...
2022.07.25 税務ニュース
「損をする」「取引が減る」「免税事業者がいなくなる」など、巷で何かと噂されることが多いインボイス制度。でも、慌ててはいけません。大切なのは、インボイス制度による影響や負担を正しく理解し、事前に対策を行うことです。 そこで説明したいのが、クリエイターのインボイス制度に対する「防御力」。本コラムでは、クリエイターがインボイス制度に対応するためのポイントをやさしく解説します。 インボイス制度はクリエイターにとって影響が大きい? インボイス制度の概要を簡単におさらい まず、インボイス制度と消費税の計算の仕組みについて、簡単におさらいしましょう。 インボイス(invoice)とは、「商品の明細が付いた請求書」を意味します。8%や10%などの複数税率のもとで、正確な消費税額・税率等を、売手(受注側)・買手(発注側)・税務署の誰が見てもわかるようにする手段として導入されました。 消費税の納税義務がある課税事業者の場合、消費税の納税額は、売上に含まれる預かった消費税から、仕入や経費に含まれる支払った消費税を差し引いて計算します。この計算の仕組みを「仕入税額控除」といいます。買手(発注側)は...
2022.07.22 税務ニュース
海外ではお馴染みのインボイス 令和5年10月1日よりインボイス制度がスタートします。これ以降は、適格請求書(インボイス)を発行して貰えないと、消費税の確定申告をしている事業者が不利益となる場合が生じます。ここで、不利益となる事業者は大規模な買い手・発注者であることが多く、インボイスを発行できない事業者は売り手・下請けのうち小規模な事業者となることから、そのパワーバランスにより小規模な事業者の事業存続について不安の声が上がっています。 現在、フードデリバリー配達員をはじめとしたギグワーカーの多くが、この小規模な事業者(消費税法上の免税事業者)に当たることがほとんどである為、様々な不安が飛び交う状況にあります。代表的なところを挙げてみますと、免税事業者へのオファーは減らされるのか、インボイスの発行できる事業者(課税事業者)になることを強制されるのか、報酬が減らされるのか、いくらの消費税を納付することになるのか、免税事業者であり続けるのは損なのか等があります。そして、これらの不安に、誤解、噂などが織り混ざり、実に混沌とした状況となっております。 そんな折、少々海外に目を向けてみます...
2022.07.07 IT・ガジェット情報
企業ユースで必要なセキュリティと機能を備えたビジネス版「LINE」 ビジネスでの情報共有、どんなツールを使っているでしょうか。基本はメールで急ぎの用事は電話、情報はExcelに書いてファイルを共有している、という企業はたくさんあります。しかし、このような古いやり方を続けていると、ミスが頻発するうえ、余計な手間ばかりが増えて非効率です。顔を合わせて話すことができればその溝も少しは埋められるのですが、コロナ禍でテレワークが進んでいる現在、デメリットはとても大きくなっています。 そこで近年注目されているのがビジネスチャットサービスです。個人用の「LINE」やFacebookメッセンジャーのようにチャットでコミュニケーションできるツールなので馴染みがあるでしょう。では、それらのツールを使えば良いじゃないか、という意見もありますがNGです。 ビジネスで利用するのであれば、万一の事態に備えて監査ログの記録が必要です。可能であれば、やり取りした内容までモニタリングしたいところでしょう。しかし、個人用サービスではこういった機能がありません。 また、やり取りのデータや相手の情報が個人の端末に...
2022.06.24 税務ニュース
インボイス制度がスタートすると、バスや電車などの交通機関を利用した場合でも、その都度インボイスの交付を受ける必要があるのでしょうか?また、会社が従業員に対して通勤手当や日当などを支給した場合、従業員はインボイス事業者ではないため、会社はインボイスの交付を受けることはできません。このような場合にはどうしたらよいのでしょうか? 本コラムでは、通勤手当・日当などの交通費にまつわるインボイス制度の特例について、やさしく解説します。 消費税の計算の仕組みのキホン まず、消費税の計算の仕組みについて、簡単におさらいしましょう。 消費税の仕入税額控除 消費税の納税義務がある課税事業者の場合、消費税の納税額は、売上に含まれる預かった消費税から、仕入や経費に含まれる支払った消費税を差し引いて計算します。この仕組みを「仕入税額控除」といいます。 仕入税額控除が認められる要件 この「仕入税額控除」が認められるためには、法律で定められたルールがあります。消費税法では、帳簿および請求書(インボイス)の両方の保存が要件とされています。つまり、インボイスを受領する側は、インボイスの交付を受け、かつ、それを...
2022.06.17 起業応援・創業ガイド
起業応援インタビューの第10回は、千葉県流山のベーカリー『央(なか)製パン堂』です。代表の梅澤様に、開業の経緯やお店のコンセプト、サービス展開についてお伺いいたしました。 現在起業を考えている方は、どのように起業したらよいか、どんな問題があるのか、など様々な不安があると思います。そこでこれから起業する人を応援するためプロジェクトを立ち上げました。起業したてのユーザー様にインタビューさせていただき、役立つ情報をお伝えしていきます。 起業の経緯を教えてください。 プログラマーからパン屋を目指す 社会人になってプログラマーとして三年働いたのですが、激務で一生は続けられないと感じました。もともと料理人を夢見ていたこともあり、独立して店を持つとしたらパン屋さんになりたい、とイメージが持てたのです。 ハード系に惹かれて有名パン屋で修行 そこで専門学校を卒業した後に、「ブランジェ浅野屋」に入社しました。選んだ理由は、ハード系(フランスパンなど、外側が硬くてパリッとした触感のパン)のパンをメインに据えていたからです。当時、ハード系に力を入れているパン屋は珍しかったですし、私自身ハード系が...
2022.06.03 農家おすすめ情報
農業者必見!農協特例、卸売市場特例、直売所を解説! 前回に引き続き農業版消費税インボイス制度について解説する。農業以外の事業者は、取引先の影響により免税事業者から課税事業者へ移行といったケースが多くなるのではないか。一方、農業者の場合、農協等や卸売市場などを通じた委託販売を行う際には、条件があるもののインボイスの発行を求められないため(交付することが困難)免税事業者のまま取引が継続できることになる。 農協等や卸売市場に出荷や直売所と取引している生産者は、本稿をぜひ参考にしていただきたい。記事の記載にあたり国税庁及び農林水産省の公表資料をもとに生産者の方にわかりやすく説明している部分は、著者の個人的な見解も含むことをあらかじめお断りする。 農協特例(農協等を通じて取引される農産物に対する特例) 農協等の組合員その他の構成員が、農協等に対して無条件委託方式かつ共同計算方式により販売を委託した農林水産物の販売は、インボイスを交付することが困難な取引として、組合員等から購入者に対するインボイスの交付義務が免除される。 上図から多数の生産者が農協等に販売を委託してい...
2022.05.31 みんなの経営応援通信編集部
2023年10月1日から、請求書の適格請求書等保存方式(インボイス制度)が始まります。インボイス制度に対応するためには、国税庁に会社の情報を登録し、登録番号を発行してもらう必要があります。そのために事前に「適格請求書発行事業者の登録申請書」を提出しなければなりません。また、施行時期からインボイスを発行するためには、2023年3月31日までに申請を行う必要があります。 しかし日々の業務に追われ、「登録申請書」のことなど後回しになりがち。誰かに相談や書いて欲しいと思った方も多いと思います。そこで、ソリマチ株式会社では、「みんなのインボイス」というサービスを2022年6月からスタートしました。みんなのインボイスでは、インボイスの登録申請書を誰でもかんたんに作成することができます。 国税庁で公開されている申請書を見るだけでは、何をどこに書いて良いかわからない...。「みんなのインボイス」なら面倒なことは一切不要!分からないときはヘルプボタンをクリックすると、項目の説明が表示されます。 PDFファイルがメールで飛んできますので、あとはそのまま国税庁に提出するだけです(※マイナンバー...
2022.05.30 税務ニュース
2023年10月から日本版インボイス制度がスタートすると、個人事業主/フリーランスなどの小規模な事業者であっても、インボイス事業者への登録が必要になるケースが出てきます。しかし、小規模な事業者の場合、税理士と顧問契約を結んでいない人も多く、登録申請書の書き方がわからないとお悩みの方もいるのではないでしょうか? 本コラムでは、現時点で免税事業者に該当する個人事業主/フリーランスの人向けに、インボイス事業者に登録するために必要な申請書の書き方を、具体例を使ってやさしく解説していきます。 インボイスとは インボイス(invoice)とは、一般的に、英語で「商品の明細が付いた請求書」を意味します。日本のインボイス制度では「適格請求書」という言葉が用いられています。 このインボイスは、8%や10%などの複数税率のもとで、請求書のどの明細にどれだけの消費税がかかっているかについて、インボイスを発行する側(売手)・インボイスを受け取る側(買手)・税務署の誰が見てもわかるようにする手段として導入されました。 インボイス事業者登録の申請が必要 インボイスを発行するためには、インボイス事業者(...
2022.05.18 税務ニュース
1. インボイス制度理解のポイントは? インボイス制度が始まると、個人事業主やフリーランスで、今まで消費税が免税とされてきた人にも影響はあるのでしょうか? インボイス制度は「適格請求書等保存方式」といい、消費税に関する制度です。この制度を理解するポイントは「請求書」にあります。 取引先に対する請求書の発行は、個人事業主やフリーランスにとって欠かすことのできない業務のひとつですよね。身近な存在である請求書から、消費税の仕組みとインボイス制度による影響を紐解いてみましょう。 2. 請求書の基本的な形式をおさらい まず、一般的な請求書の記載項目についておさらいしましょう。以下の図表1の左側をご覧ください。もしあなたがフリーランスのクリエイターである場合には、図表1の右側のように、源泉所得税の金額も記載するケースが多いでしょう。 3. 消費税の免税事業者 次に、図表1の請求書の記載項目のうち、消費税に関する項目に着目してみましょう。個人事業主やフリーランスであっても、事業として継続的に売上があれば、原則として消費税を国に納めなければなりません。しかし、現行制度では消費税の免税事業者...
2022.05.10 みんなの経営応援通信編集部
withコロナ時代にDXの重要性が高まる中、以前は紙ベースが当たり前だった総務業務にもペーパレスの流れがやってきています。その流れを汲んで、「給料王」にも給与明細の電子配信機能が追加されました。 今回は、千葉県習志野市のゴム部品メーカーである高木ゴム工業株式会社の代表取締役・松﨑隆一様に、「給料王」電子配信機能の導入経緯や使用方法についてお伺いいたしました。給与明細の電子配信に興味がある方は、ぜひご参考にしていただければと存じます。 確かな技術力を備えたものづくり会社 これまでの「高木ゴム工業」の歩み 高木ゴム工業株式会社の創業は1948年(昭和23年)で、本社の他に佐倉工場・成田工場の二拠点を持つ工業用ゴム製品メーカーです。現在は売上全体の七割が飲料プラント向けのゴムで、他の三割は様々なジャンルの製品を扱っています。ゴムというと車のタイヤを連想する方が多いかもしれませんが、弊社は車関係の部品は作っていません。建築関係や音響関係、あとはアウトドアメーカーの靴底ゴムが全体の一割を占めています。こちらは「滑らない靴底用ゴム」という課題でメーカー様から開発をご依頼いただいたもので、無事に...
2022.05.09 税務ニュース
2022年度の固定資産税の納付が始まります。「現金納付が当たり前」と思われがちですが、実は、現金以外でも納められるのです。むしろ、クレジットカードや電子マネーなど、キャッシュレス決済で払った方がお得かもしれません。 固定資産税とは?納付時期と納付方法を確認 固定資産税は、毎年1月1日時点で所有している建物や土地といった不動産に課される税金です。不動産の所在する市町村(東京23区は東京都)が課税額を計算し、不動産を所有する人に送付します。 納付時期 納付時期は通常、年4回に分かれています。ただし、自治体によって納期は違います。例えば、東京都23区は6月、9月、12月、2月 が納期となっています。一方、八王子市は5月、7月、12月、2月 が納期です。 なお、年4回分の固定資産税は、一括で払っても問題ありません。納期限に間に合えばいいのです。 納付方法 以前、固定資産税の納付方法は現金と口座振替くらいしかありませんでした。しかし現在、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済アプリなどキャッシュレス決済の普及から、他の決済方法も選べる自治体が増えています。ざっと挙げると、次のような納...
2022.05.06 農家おすすめ情報
基本的なビジネス構造 農業という業種は耕種、畜産、流通・販売に大別されますが、生産物の種類、生産方法、規模や組織形態など、そのビジネスモデルによって経営のやり方や収益構造に大きな差があります。多様であるゆえに、事業者ごとにその経営課題も様々です。とはいえ、農林水産省「食料・農業・農村及び水産業・水産物に関する意識・意向調査」”農業経営における課題”(平成25年, 複数回答可)では、「農業所得の安定」が課題であるという回答をした人はパネルの80%を超え、その他にも資材コストの低減や販路開拓など、収益性に関するものが多くを占めており、儲けに関する悩みがあることが伺えます。 そこで、農業において「儲けを出す」という観点でDXに取り組む場合の論点について検討していきたいと思います。 経営管理の基本とDXのイメージ 農業のみならず収益事業全般に言えますが、事業で儲けを出す方法は次の2つしかありません。収益を増やすか、費用を減らすか、です。そこで、農業における収益増加や費用低減のためにはどうすれば良いか、具体的な方法論について見ていきたいと思います。 1. 収益増加 収益とは主に売上高を指...