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2024.01.19 中小企業おすすめ情報
はじめに 最近リスキリングという言葉をよく耳にするようになりました。日本の雇用制度の変革や人生100年時代における働き方の多様化など、社会的な背景からもリスキリング、学び直しといったキーワードの注目度が高まっています。 2023年6月、政府において「経済財政運営と改革の基本方針2023(骨太の方針)」というものが閣議決定されました。具体的には、「①リスキリングによる能力向上支援」、「②個々の企業の実態に応じた職務給の導入」、「③成長分野への労働移動の円滑化」の3つを柱とする政府の新しい改革の方向性を示すもので、この取り組みを「三位一体の労働市場改革」といいます。 三位一体の労働市場改革の考え方については、一人ひとりが自らのキャリアを選択する時代となってきた中、「職務ごとに要求されるスキルを明らかにすることで、労働者が自らの意思でリスキリングを行い、職務を選択できる制度に移行していくこと」が重要だとしたうえで、「内部労働市場と外部労働市場をシームレスにつなげ、労働者が自らの選択によって労働移動できるようにすることが急務」としています。 ポイントは、「労働者が自らの意思で」の部...
2024.01.18 IT・ガジェット情報
2024年1月1日、石川県で震度7を観測する、能登半島地震が発生しました。甚大な被害をもたらしたばかりか、今なお、被災地では雪も続いており、厳しい寒さに見舞われています。 この度の能登半島地震により、多大なる被害を受けられた皆様に、心からお見舞い申し上げます。突然の災害に直面し、不安や困難な状況の中で過ごされていることと思います。被害に遭われた方々の安全と、一日も早い復旧を心よりお祈りしております。 そして、この能登半島地震でも、とても残念なことにデマの流布、拡散が起きてしまいました。現在も復旧の最中で、被災された方の心の負担になってはいけませんので、具体的な言及は避けますが、事実とは異なる情報がソーシャルメディアを中心に現在進行形で駆け巡っております。 過去の事例からも、災害時にはそれにつけ込んだデマ、不安や恐れから生まれるフェイクニュースなどが出回りやすい傾向にあります。 今回は、デマや誤情報の事例を学び、それらを見抜く方法、ソーシャルメディアを誤って運用してしまうリスクを避けるための管理方法について学んでいきましょう。 大きな自然災害発生時には、ソーシャルメディア...
2024.01.17 IT・ガジェット情報
企業の知名度アップや商品・サービスに対する印象の向上などを目的として、マイクロインフルエンサーとのコラボレーションを実施する企業が増えています。マイクロインフルエンサーへの依頼を検討する際は、目的を明確化したうえで適切に依頼先を選ぶことが大切です。 今回は、マイクロインフルエンサーとは何か、コラボレーションの効果や依頼方法のポイントについて詳しく解説します。 マイクロインフルエンサーとは マイクロインフルエンサーは、フォロワー数が1万人〜10万人ほどのインフルエンサーのことです。そもそもインフルエンサーは、特定の分野やテーマにおいて、一定の影響力や信頼性を持つ人物を指します。 その中でもフォロワー数に応じて、ナノインフルエンサーやミドルインフルエンサー、メガインフルエンサーなどに分類されています。 インフルエンサーの活動は、ファッション、美容、健康、ライフスタイル、テクノロジー、食品など、様々な分野にわたります。インフルエンサーは通常、自身の経験や専門知識をもとにコンテンツを制作し、それをオンライン上で共有することで、フォロワーたちに影響を与えます。 マイクロインフルエン...
2024.01.15 IT・ガジェット情報
コロナ禍以降、在宅ワークやネットショッピング等で自宅に郵便物が届く機会が増え、職場だけでなく自宅でも管理が必要になりました。郵便物は後から整理しようと思い一時的に机や棚に置くとすぐにたまってしまいます。一度ためてしまうと整理するのが面倒でなかなか一歩が踏み出せず、どんどんたまってしまった経験はありませんか? そこで今回はそんな郵便物を開封するレターオープナーや、大事な紙の保存までサクサク郵便物の仕分け作業が捗るおすすめの文具をご紹介します。 郵送物をサクサク開封 1つで2役のレターオープナー [caption id="attachment_15411" align="aligncenter" width="1500"] 上部がレターオープナーで下部がスタンプ[/caption] レターオープナーは封筒を開封するときに役立つ文具です。手やはさみで開けるよりも簡単できれいに開封できます。中でも人気が高いのがマックスの「コロレッタ」です。サクサク切れるレターオープナーと、コロコロと転がすだけで重要な情報を簡単に消せるローラー式の個人情報保護スタンプ。1つで2役使える便利なアイテ...
2024.01.12 税務ニュース
美術品やアート作品の購入が節税対策につながることはあまり知られていません。実は2015年から美術品等に関する税金のルールが大きく変わっているのです。本コラムでは、美術品やアート作品の購入が会社の税金に与える影響と注意点について解説します。 大きく変わった美術品の税金ルール 長期間にわたって使用する高額な資産を購入した場合、その購入価額の全額を購入時点の事業経費とせずに、法令で定められた耐用年数にわたって事業の経費にしていきます。これを「減価償却」といいます。一方で、時の経過により価値が減少しない資産は「減価償却」の対象になりません。つまり、税金の計算に影響を及ぼさないのです。 さて、高額な資産といっても、絵画や彫刻などの美術品やアート作品についてはどのように考えたらよいのでしょうか?多くの人が鑑賞したからといって美術品等の価値が損なわれるわけではありません。また、美術品等の価値が時間の経過によって減少するともいえず、加えて、美術品等の評価は嗜好や作品の人気の動向などにより一様ではありません。客観的な基準が求められる税金のルールとしては、悩ましい問題だといえるでしょう。 この...
2024.01.10 IT・ガジェット情報
仕事でMicrosoft Teams(以下、Teams)を使っている人は多いでしょう。Microsoftが開発しているコラボレーションツールで、チャットやビデオでのコミュニケーションをはじめ、ファイル共有、タスク管理などができるほか、他サービスと連携してハブとして活用することもできます。 Microsoft謹製とはいえ、機能が多すぎるうえ、UIが洗練されているとは言えず、使いこなせていない人もいるのではないでしょうか。自分だけのことであればいいのですが、例えばビデオ会議する際に操作方法がわからないと、他の参加者に迷惑をかけてしまうかもしれません。 他の人はきちんと設定し、操作しているので自分からは快適にビデオ会議に参加しているつもりでも、相手にとっては聞きづらく、見ずらい、という状態になっている可能性があるのです。そこで今回は、Teamsの基本的な活用法とTipsを10個紹介します。 今回は、デスクトップ版のTeamsアプリを利用しています。ウェブ版やスマホ版のTeamsもありますが、対応していない機能もあるので注意してください。 自宅の部屋が汚いので見せたくない場合は背...
2024.01.09 税務ニュース
NPO法人においても株式会社などと同様に、定款は組織の基本原則が記載された重要な書類です。定款に必ず記載すべき事項を必要的記載事項といい、目的や名称など14項目が定められています。所轄庁のホームページなどで定款の見本が公開されており、これらを参考に定款を作成する場合は必要的記載事項を漏らすことはないでしょう。 しかし、見本通りに作成すると運営上の不都合が生じる場合もあり、相談の中で定款の見直しを検討するNPO法人もありました。定款変更をする場合は所轄庁への届出や登記などを伴うため、設立の時点で将来的に見直しの可能性が少ない定款を作成しておくことが望ましいです。今回はNPO法人の定款で検討すべきポイントなどを解説します。 事務所の所在地 定款には主たる事務所の所在地を必ず記載する必要があります。ただし、記載が必要となるのは市区町村までです。入居するビルの部屋番号まで定款に記載している例もありますが、これでは近くに移転した場合にも定款変更が必要となり、手続きの手間や費用が発生します。そのため、基本的には市区町村まで記載すれば問題ないでしょう。 目的及び特定非営利活動の...
2024.01.08 税務ニュース
(1)ついに義務化された電子帳簿保存法 2年間、猶予されていた「電子取引における電子保存の義務化」が、ついに令和6年1月1日から再スタートしました。中小企業や個人事業主の中には、まだ対応できていない、何をどうすればいいのかさっぱり分からない、という人も多いのではないでしょうか。でも大丈夫。これから対策すれば、十分間に合います。 電子保存の義務化には、会社のバックヤードを効率化するという副次的な効果があります。法律で決まったことだからと、いやいや対応するのではなく、経理のDX化を進めるチャンスととらえて、前向きに取り組んではいかがでしょうか。 本記事では、今さら聞けない電子帳簿保存法の基本的なルールと、電子データ保存に向けて何から始めればよいかについてご説明したいと思います。 (2)電子帳簿保存法の超入門 電子帳簿保存法の改正で何が変わる? 会社や個人事業主等が保存しなければならない書類には、取引を記録した帳簿や、取引に関連して作成した書類、取引先から受け取った書類などがあります。以前は、これらの書類は紙で保存しなければなりませんでした。たとえばカード会社のサイトからダウンロー...
2024.01.05 税務ニュース
今年1月1日、能登半島で震度7の地震が起きました。被災地では混乱が続き、復興には時間がかかると見られます。ここで気になるのが税金です。1月は源泉所得税の納付のほか、法定調書や給与支払報告書の提出、償却資産の申告があります。しかし落ち着いて税務をこなす余裕はありません。そこで今回は、災害という緊急事態が生じたときの税務対策を、時間の流れとともに解説します。 「雑損控除」「災害減免法の軽減免除」は後回しの理由 災害時の税務対策で最初に思いつくのは「災害減免法による所得税の軽減免除」「雑損控除」かと思います。 【参考記事】災害が起きたら役員・従業員の税金はどうなる?救済策を確認しよう(1) しかし実際は、すぐに活用しません。今回の能登半島地震なら、来年考えます。 なぜかというと、2024年1月1日に起きた災害で影響を受けるのは2024年分の所得税や2025年度の個人住民税だからです。2024年分の所得と税額を計算して申告するのは2025年3月15日期限の確定申告となります。つまり、実際に計算するのは来年になるわけです。 このほか、目の前に迫った申告や納付、申請や届出の期限...
2024.01.05 農家おすすめ情報
あえて見せる必要はなし、逆の発想で売り上げをアップ! 誰でも手軽に情報を発信できる時代となり、農家も自分の農園の情報発信をするために、Facebook、Instagram、TwitterなどのSNSやブログ、ホームページを使っている人も多いと思います。その中で見かけるのが、通販サイトの「野菜セットの情報」やマルシェに出店する際の「ラインナップのお知らせ」など。もちろん正しい情報発信ではありますが、あえて逆の発想をしてみてはいかがでしょうか。 今回は「売り上げをあげるための見せないテクニック」をご紹介します。 野菜セットは開けてからのお楽しみ!セットの内容は伝えない 野菜セットの通販サイトを見てみると、今採れる野菜の情報を載せている農家がいます。ランダムに通販サイト調べてみたら、今採れる野菜の情報を載せている農家は85%でした。また、「今週の野菜セットの内容は、『里芋、ダイコン、ピーマン、サツマイモ、カブ、カボチャ、コマツナ、チンゲンサイ』です。」と記載しているのをよくみかけますが、これには大きなデメリットがあります。 例えば、ピーマン、サツマイモ、カボチャが苦手な人がいたら、...
2024.01.04 IT・ガジェット情報
ChatGPTが公開されて1年が過ぎました。生成AIは以前からは想像もできないほど、強烈なスピードで進化し、雨後のタケノコのように様々なサービスが登場しました。初期のころ、ChatGPTを利用した様々なプロダクトがリリースされましたが、今はそのほとんどがChatGPT単体で実現できてしまいます。 あまりにも状況の変化が速く、情報をキャッチアップするだけでも大変です。しかし、この第4次AIブームには乗り遅れないほうがよいと思います。スマートフォンやインターネットの登場よりも、社会に大きなインパクトを与えるものなので、いち早く触り、生成AIとはなんなのかを理解して、AIスキルを身に付けておくことをお勧めします。 今回は、最新のChatGPTがどうなっているのか、どんなことができるのかをまとめて紹介します。 GPTがどんどんとアップデートされている ChatGPTは2022年11月にリリースされ、2か月でユーザー数が1億人に達しました。当時は、GPT-3.5のみが利用でき、プロトタイプとして公開されたのですが、それでも人間のような回答をするので注目を集めました。 2023年2月...
2023.12.30 IT・ガジェット情報
ブログの持つ意義とビジネスへの効果 ビジネスにおいてブログが持つ重要性は計り知れません。筆者は、2006年頃から複数のブログを運営しており、ブログを通じて数多くの仕事を受注してきました。いまもなお、ブログがビジネスの中心であることは間違いありません。 ビジネスブログの構築方法を教える講義や書籍の執筆、オンラインサロンの運営も手がけてきましたが、その中で多くのクライアントの皆様が、ブログを通じて顕著な成果を上げているのを目の当たりにしています。仕事の受注のみならず、テレビ出演、新聞、雑誌、大手メディアへの掲載、出版に繋がった事例などさまざまです。 これらの経験からも、ブログの力と効果には確信を持っています。 Webマーケティングにおいてブログが時代遅れ(オワコン)ではない理由 「ブログはオワコン(終わったコンテンツ)」という意見は過去10年以上にわたって幾度となく聞かれてきました。新たなWebメディアが生まれる度、Googleの検索アルゴリズムが更新される度に、そのような意見がSNSを駆け巡るのを見てきていますが、それは大きな誤解です。 世界中の19億の Webサイトの...
2023.12.28 税務ニュース
多くの人が知る「扶養控除」。「子が16歳未満だと扶養控除できない」はよく知られていますが、それ以外の条件はあまり知られていません。うっかりすれば控除額を間違えることも。今回は扶養控除をくわしく解説するとともに、扶養親族が16歳未満でも受けられる控除もお伝えします。 扶養控除とは?条件や控除額を確認 最初に、誰もが知っている扶養控除についてあらためて確認しましょう。 扶養控除とは何か 扶養控除とは、16歳以上の扶養親族がいると一定額を所得額から差し引ける制度のことです。所得税(復興特別所得税)と住民税で受けられます。「扶養親族が年末時点でいくつなのか」で、控除額は次のように変わります。 年末時点の年齢、同居か別居か 控除額 所得税 住民税(所得割) 16歳以上19歳未満 38万円 33万円 19歳以上23歳未満 63万円 45万円 23歳以上70歳未満 38万円 33万円 70歳以上 本人や本人の配偶者と常に同居している(※) 58万円 45万円 上記以外(別居) 48万円 38万円 70歳以上の同居か別居かは生活の本拠で判断します。入院は...
2023.12.26 おんすけと学ぶ税務情報
2023年も残りわずかとなりました。今年の税制ニュースとしては、10月1日にスタートしたインボイス制度が何かと話題になっていた印象です。「みんなの経営応援通信」でもインボイス関連の記事を多数掲載し、インボイス制度対応のための登録申請書類を簡単に作成できる「みんなのインボイス」もオープンいたしました。 今回は、「みんなの経営応援通信」の2023年アクセスランキングを振り返ってみたいと思います。インボイスが多くランクインしてくるのか、インボイス関連でもどのような分野が特に関心を集めているのか、気になる結果はどうだったのでしょうか。 人気記事ランキング 1位〜5位 第1位:インボイス制度に対応した領収証の書き方・記載例~小売業、飲食店業など領収証でインボイス制度に対応する方法~ https://revision.sorimachi.biz/taxnews/20221208_01 堂々の第1位は、インボイス制度に対応した領収証の書き方を解説した記事です。「インボイス(invoice)」とはもともと英語で請求書という意味ですから、インボイス制度イコール請求書というイメージが根強く、領収...
2023.12.26 起業応援・創業ガイド
このシリーズでは「息の長いビジネスに必要なこと」というテーマで、起業の実態と、そこから見える成功要因をお示ししています。前回(第4回)のコラムでは、ビジネスが軌道に乗った後は「資金繰りを見通す力」がビジネスの存続に直結することをお示ししました。今回、最終回のコラムでは、金融機関からの借入についての考え方を取り上げます。 借入については「借入を上手に活用しよう」「借入には慎重になるべきだ」など様々なとらえ方があります。息の長いビジネスを目指すうえで、経営者は金融機関からの借入をどのようにとらえるべきでしょうか。一歩踏み込んだ具体論をお示しします。 無借金経営は素晴らしい。では借入=悪なのか? 「借入をしたことがない」という経営者の方を時々お見受けします。無借金で経営できていることは間違いなく素晴らしいことです。しかし無借金経営の背景に「借入に抵抗がある」という感情がある場合は、少し注意が必要です。個人の借金のイメージから抵抗感を抱く場合もあると思われますが、事業の借入金は、個人の借金とは性質が異なります。個人の借金は単なる「支出の前借り」であることが多いですが、事業の借入金は原...
2023.12.24 起業応援・創業ガイド
副業のお金の管理_売上編 近年、多くの会社員が副業やフリーランスとして働く機会を持つ時代になりました。しかし、このような働き方の中では、従来の雇用形態とは異なる「管理」が求められます。自己責任で収入や経費を管理し、税金を計算すること。これは、副業やフリーランスの成功において重要な要素です。自分自身の副業における価値を正確に把握し、その収益を最大化するためには、効果的なお金の管理が必要となります。 今回は、お金の管理、特に「売上・収入の管理」を中心にまとめています。 お金の流れを把握するから、将来の経済的不安が軽減する 副業をする方の中には、将来の経済的不安をなくしたいという理由から副業をされる方が多くいらっしゃいます。でも、実は副業でお金を稼ぐだけでは、将来の漠然とした経済的な不安はなくなりません。なぜならば、お金を稼ぐこととお金を残すことは別のことだからです。不安を払拭したければ、「お金の流れ」を把握することが必要となります。 副業でのお金の流れを簡単に説明すると下記のようになります。 1:副業でお金を稼ぐ 2:経費としてお金を使い 3:お金が手元に残る 1から3を繰り返し...
2023.12.22 税務ニュース
M&Aという言葉を聞くと、どんなイメージをもたれるでしょうか?大企業同士が戦略的に合併する様子や、大企業が規模拡大のための吸収合併や株式買収をするなどのイメージがあると思います。最近ではベンチャー企業の最終的な出口として株式公開ではなく、M&Aを選択するケースも増えているようです。 今回、このメルマガではそういった従来からあるM&Aの形ではなく、「事業継続のためのM&A」について書いていきます。その主役は、中小企業です。 増え続ける中小企業の廃業とM&A ひと昔前であれば、中小企業の後継者はその親族と相場が決まっていました。社長の子どもが次の社長というのは、世間の常識でもありました。また、適当な親族がいない場合、会社の生え抜きの社員から後継者を探すということもありました。いずれのケースも、会社に馴染みのある個人が会社に入ることで事業を引き継ぐという形態をとっています。 現代でもいくつかの会社ではそういう形態で事業を継続しているところもありますが、多くの中小企業ではいわゆる「跡継ぎ問題」が発生しています。図表1にある通り、中小企業の休廃業・解散件数は一貫して増加傾向にあり、そ...
2023.12.21 税務ニュース
はじめに 令和5年も残り僅かとなり、この一年を振り返るとインボイス制度の導入に振り回された一年だった様に思われます。そんな騒ぎの熱冷めやらぬ状況にあっても税制改正は待ったなしで、矢継ぎ早に次が控えています。令和6年1月1日から始まる電子帳簿保存法(以下、電帳法)の本格導入が、それです。テレビCMなどで、お奉行様が「お任せあ~れい」と言っている改正です。ちなみに、お奉行様にお任せするとフリーランスなどの小規模な事業主が会計システムに想定しているコストとは、文字通り桁の違うコストがかかります。 お任せできないのであれば、自力で対応しなければならない訳ですが、調べても調べても、教わっても教わっても、何が何だか分からなくなりがちなのが、電帳法です。そこで、本稿では、改正の内容を整理して、小規模な事業主が「やらなければならないこと」を明確にしたいと思います。 電子帳簿保存法に混乱させられる理由 まず、そのネーミングです。電子帳簿保存法と聞くと、直感的に帳簿をPCなどにデータで保存する法律かなと感じます。ところが、電帳法は、①帳簿の保存、②書面のスキャナ保存、③電子取引データの保存という3...
2023.12.20 税務ニュース
インボイス登録をする際、気になるのが登録などの期限です。1日遅れれば取り返しのつかないことになります。今回は2023年中に登録する個人事業主に向けて、登録申請や登録取消、2割特例、簡易課税の届出の期限について解説します。 インボイスの登録申請の期限 2023年10月1日を過ぎて登録申請をする場合、登録申請する個人事業主自身で扱いが変わります。つまり「元から課税事業者か」「登録で免税から課税に転換する事業者か」で期限の有無が異なるのです。 課税事業者の場合の登録申請の期限 登録申請に期限はありません。登録された日からインボイスを発行できます。ただし「登録日=通知日」とは限りません。 「免税事業者→課税事業者」の登録申請の期限 こちらも基本的には登録申請に期限はありません。ただし、登録日を設定することはできます。登録希望日は、登録申請をして15日経過した日以後の日にしなくてはなりません。 なお、翌年の1月1日を登録日としたいケースは注意が必要です。「登録日=課税事業者になる日(課税期間のスタート日)」であるため、登録申請に期限が設けられています。1月1日から起算して15日前の日ま...
2023.12.18 中小企業おすすめ情報
従業員の定着や採用活動における企業のアピールのために、福利厚生の充実を図る企業は多くあります。福利厚生にはたくさんの種類がありますが、従業員の健康づくりを促進するために、スポーツジムの法人会員を検討してみてはいかがでしょうか。 今回の記事では、スポーツジムの法人会員になるメリットについて紹介していきます。 スポーツジムの法人会員になれば『健康経営』促進につながる 「学生の頃はよく運動していたけど、大人になってからはほとんど体を動かさなくなった」 社会人にはこんな人が多いのではないでしょうか? 年齢を重ねていくと、日常のさまざまな場面で身体の衰えを実感することが増えるものです。年齢による体力の衰えは仕方のないものですが、何も対応しないままでいると、状況はどんどん悪くなる一方になっていくでしょう。そこで、体力と健康な体を維持するためにも、大人になってからも運動を習慣づけることが大切になるのです。 体を動かすのであれば、自宅で筋トレや公園でスポーツ、家の近所をジョギングする、といった方法ももちろん効果的でしょう。そのほかに、スポーツジムの利用も独自のメリットを持つのでオススメで...