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2025年7月29日(火)より「MA1」最新バージョンの提供をインターネット経由で開始いたします。
「MA1」の起動時に表示される[オンラインアップデート]を実施していただくことで新たに追加された機能をご利用いただけます。
インストールは通常数分程度で完了し、今までの設定などはそのまま引き継がれますので、安心してご活用ください。
「帳簿」-「振替伝票入力」「元帳」画面に新しく[証憑表示]ボタンを追加しました。
本アップデート後は、「振替伝票入力」「元帳」画面からも仕訳に「VM1」に保存した証憑を紐づけることができます。
「帳簿」-「振替伝票入力」「元帳」機能に、[証憑表示]ボタンが追加しました。
[証憑表示]ボタンをクリックすることで「証憑ビューワー」が起動し、「VM1」に保存した証憑を仕訳に紐づけることができます。
■「振替伝票入力」画面
■「元帳」画面
上記内容とあわせて、「簡易振替伝票入力」「振替伝票入力」「元帳」画面を同時に起動した状態で、「証憑ビューワー」の操作が可能となりました。
また「簡易振替伝票入力」画面にて、「振替伝票入力」より登録した仕訳に証憑を紐づけることができるようになります。
「帳簿」-「簡易振替伝票入力」画面にて、「振替伝票入力」から登録した仕訳に証憑を紐づけようとすると、下のメッセージが表示され、証憑を紐づけることができませんでした。
また、既に証憑が紐づいている仕訳を振替伝票に変換しようとすると、下のメッセージが表示され、[OK]ボタンをクリックすると、証憑の紐づけが解除されました。
「帳簿」-「簡易振替伝票入力」画面にて、「振替伝票入力」から登録した仕訳に対しても、証憑を紐づけることができるようになります。
また、既に証憑が紐づいている仕訳を振替伝票に変換しても、証憑との紐づけは保持されます。
「VM1データ取込」機能に仕訳重複チェック機能が新たに追加されました。
「VM1データ取込」から仕訳を作成する際は、「MA1」に登録済の仕訳と「VM1」に保存済の登録情報のうち、「日付」「金額」が一致する場合は、その仕訳の修正として処理されます。
本アップデートにより、以下ができるようになります。
・既に帳簿に登録されている仕訳とこれから「VM1データ取込」から作成する仕訳との重複を避ける。
・「VM1データ取込」から、既に帳簿に登録されている仕訳に証憑を紐づける。
・既に帳簿に登録されている仕訳について、インボイス(証憑)を確認しながら正確な仕訳に修正する。
※ご注意ください※
「帳簿」-「振替伝票入力」および「仕訳合計一括入力」から登録した仕訳については、本重複チェックが行われませんのでご注意ください。
■「簡易振替伝票入力」等より、登録済みの仕訳
■「VM1」に保存した証憑の登録情報
既に登録されている仕訳と証憑の登録情報のうち、「日付」(図:ア)と「金額」(図:イ)が一致していると・・・
「帳簿」-「VM1データ取込」より仕訳候補が表示される際に、既に登録されている仕訳と証憑の登録情報が一致していると判断し、その仕訳の修正として扱います。
表示された仕訳内容を確認・修正し、画面上部の[仕訳登録]ボタンをクリックします。
次に、[このまま既存仕訳の修正として登録する]ボタンをクリックします。
以下のメッセージは[はい]ボタンをクリックします。
以下のメッセージは[OK]ボタンをクリックします。
「帳簿」-「簡易振替伝票入力」を確認すると、既に登録済みの仕訳内容が「VM1データ取込」で確認した[変更後]の仕訳内容に修正され、「証憑」欄に「証憑マーク」が追加されます。
※設例の場合、「VM1」に保存した証憑の登録情報に基づき、「借方消費税」額が修正して登録されました。
証憑の登録情報にて、複数税率の取引金額(例:10%…25,000円、軽減税率8%…20,000円)が登録されている場合は、合計した金額(例:45,000円)を取引金額として扱い、重複チェックを行います。
■「簡易振替伝票入力」等より、登録済みの仕訳
■「VM1」に保存した証憑の登録情報
「日付」に加えて、登録済みの仕訳の「金額」(図:ア)と、証憑の登録情報に入力した「10%対象」金額(図:イ)と「8%軽減対象」金額(図:ウ)の「合計金額」が一致していると・・・
「帳簿」-「VM1データ取込」より仕訳候補を呼び出す際に、既に登録されている仕訳と証憑の登録情報が一致していると判断し、その仕訳の修正として扱います。
[仕訳登録]を実行し、「帳簿」-「簡易振替伝票入力」を確認すると、既に登録済みの仕訳内容が「VM1データ取込」で確認した[変更後]の仕訳内容に修正され、「証憑」欄に「証憑マーク」が追加されます。
「エキスパート仕訳監査」機能に、[設定出力][設定取込]ボタンを追加しました。
[設定出力]を使用することで、「監査項目」にて設定した監査パターン等をエクスポートすることができます。 [設定取込]では、[設定出力]でエクスポートしたデータをインポートすることで、取込元と同じ監査パターン等を設定することができます。
[設定出力][設定取込]を活用することで、他の事業所データで設定した監査項目・監査パターンを簡単に取り込むことができます。
「監査項目」画面左下に[設定出力][設定取込]ボタンを追加しました。
■[設定出力](エクスポート)
「エキスパート仕訳監査」から「監査項目」画面を開き、画面左下[設定出力]ボタンをクリックします。
出力する監査項目と出力先を選択し、画面右下[実行]ボタンをクリックします。
指定した出力先にエクスポートファイルが保存されます。
メッセージは[OK]ボタンで閉じます。
■[設定取込](インポート)
「エキスパート仕訳監査」から「監査項目」画面を開き、画面左下[設定取込]ボタンをクリックします。
[設定出力]より出力したエクスポートファイルを選択し、画面右下[取込]ボタンをクリックします。
取り込む監査項目を選択し、画面右下[実行]ボタンをクリックします。
エクスポートファイルより選択した監査項目が取り込まれました。
メッセージは[OK]ボタンで閉じます。
他にも、以下の変更を施しました。
・「監査パターン」の「選択」欄にチェックを付けた場合は、該当する「監査項目」の「選択」欄にも自動でチェックが付きます。
・「監査パターン」の詳細設定画面をリニューアルしました。
「経営状況報告書」における任意記載科目について金額の記載が困難な場合、「*」を記載する必要があります。
従来の「MA1」では、「経営状況報告書作成」画面にて、「集計対象勘定科目:<未設定>」かつ「備考:任意記載」の「報告用科目」については、「金額」欄が空欄で出力されるため、「*」を手入力する必要がありました。
本アップデートにより、「集計対象勘定科目:<未設定>」かつ「備考:任意記載」の「報告用科目」については、自動的に「金額」欄に「*」が出力されます。
※「決算」-「経営状況報告書作成」機能は、「産業分類」に「医療、福祉」が選択されている法人データでのみ、ご利用いただける機能です。
「経営状況報告書作成」画面にて、「集計対象勘定科目:<未設定>」かつ「備考:任意記載」が設定されている医療法人データで経営状況報告書をExcel出力すると、「金額」欄が空欄となるため「*」を手入力する必要がありました。
「経営状況報告書作成」画面にて、「集計対象勘定科目:<未設定>」かつ「備考:任意記載」が設定されている医療法人データで経営状況報告書をExcel出力すると、自動的に「金額」欄に「*」が入力されます。
最新バージョンの提供後、「MA1」の起動時に下の画面が表示される場合は、下記手順にて最新バージョンをご利用のパソコンにインストールしていただくことで上記機能アップ内容をご利用いただけます。
インストール後は今までの設定などはそのまま引き継がれますので、引き続きご利用いただけます。
1.下の画面が表示される場合は[いいえ]をクリックします。
2.「ファイル」→「データ同期」を開きます。
3.取得中の会計データがある場合は、「データ格納」や「同期解除」を行います。
4.メニューバーの「ヘルプ(H)」→「オンラインアップデート(U)」をクリックします。
5.[今すぐアップデートチェックを行う]をクリックします。
6.下の画面が表示されますので[はい]をクリックします。
7.下の画面が表示されます。
会計事務所クラウド上のデータを取得する場合は、「パスワード」欄に古いバージョンで使用していた「パスワード」を入力し、[ログイン]をクリックします。
8.画面の指示に沿って、インストールしてください(インストールは通常数分程度で完了します)。
9.「MA1」の起動後は、「ファイル」→「データ同期」より処理する事業所データを取得していただくとバージョンアップが行われ、上記の新機能をご利用いただけます。